iPhoneユーザーは本体代だけですでに高額を支払いっているだけに、格安SIMを使って少しでも安く抑えたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、楽天モバイルではiPhoneを取り扱っておらず、iPhoneでの動作保証もしていないため、本当に契約していいか不安になってしまいます。
そこで、今回の記事では、iPhone 12が楽天モバイルで、そもそも正常に使えるのかどうか。
そしてその使い方の詳しい手順などを解説していきたいと思います。
Contents
結論 iPhone 12は楽天モバイルで使用できるが、楽天は動作保証をしていない
楽天モバイルが問題なく動作したという声が多数
まずは結論からお伝えすると、iPhone 12は楽天モバイルで問題なく使用することができます。
実際、楽天モバイルが使用できたという事例はかなりあります。
行動範囲がほぼ名古屋なので楽天モバイル使って3ヶ月だが未だに圏外になったことはないなー。(iphone12)
— Rakuten-iphone (@RakutenMobile5) January 11, 2021
楽天モバイルにはahamo などに負けず頑張ってほしい。#楽天モバイル
これ、私の端末がサポート対象外でiPhone12に変えたら西宮でも普通に繋がった。私の読解力不足でした。楽天モバイルさん、すいませんでした。 https://t.co/IWiusZ34aN
— ぐちを (@guchiwosan) January 8, 2021
楽天モバイルの公式見解で「iPhone 12」が使用できると発表
さらに、楽天モバイルが公式に「楽天モバイルでiPhone 12が使用できる」という見解を発表しています。
これは安心して使えそうです。
以下は、楽天モバイル公式サイトで発表されている動作確認済みの機種一覧になります。
楽天モバイルは動作保証対象外
ただし、注意すべき点もあります。
それは、楽天モバイルはiPhone 12が動作することを確認しているだけで保証をしていない点です。
公式見解で、「iPhone 12が使える」と言っているのに、iPhone 12が動作を保証していないとはどういうことなのでしょう?
これは、
「今のところiPhone 12は使えるけれど、今後iPhoneがアップデートされたら、使えなくなる可能性があるよ」
ということです。
実際、過去にアップデートによりiPhone 5 SEが一時的に使えなくなるという事態が発生しました。
使えなくなったらどうすればいい?
僕個人としては、もし使えなくなったら、その時点で解約をして、他の格安SIMに切り替えます。
大手3キャリアに比べて、月額費用がそもそも圧倒的に安いので、その月に他の格安SIMを契約して、費用が一時的に倍になっても許せる範囲かと思います。
あと、解約金も一切かからないので、実質リスクがないですね。
iPhone 12で楽天モバイルを使うメリット
ここで改めてiPhone 12 を楽天モバイルで使うメリットをチェックしておきたいと思います。
「UN LIMIT V」と「RAKUTEN LINK」が使える
UN LIMIT Vプラントは、楽天モバイルが提供しているサービスで、このサービス以外はありません。
なので楽天モバイルを使う=UN LIMIT Vプラン を使うということなります。
この「UN LIMIT V」は、ひとことでいうと、「月額2980 円で、低速一切なしでデータが使い放題 」になるプランでう。
さらにRakuten Linkというアプリを使用することで国内通話が無料になるメリットを得られます。
楽天モバイルを使うメリット
- 1. 自社回線エリアであればデータ使い放題(どれだけ使っても低速になりません!)
- 2. 5Gも使い放題(ですがiPhoneでは使えません、、、)
- 3. 事務手数料0円
- 4. 国内通話かけ放題
- 5. 海外は、月2GBまでなら使用可能
- 6. 解約費用0円
1. データ使い放題
よくあるのが、「データ使い放題」と謳っているのですが、使いすぎると低速になってしまうパターンです。
つまり、「低速で使いたい放題」だということです(←半分詐欺っぽい、、、)
ですが、楽天モバイルの自社回線が使えるエリアであれば、低速になることがありません!
本当に使いたい放題です。
楽天モバイルの自社回線エリア
楽天モバイルの自社回線エリアは、常に拡大中ですが、現在全国の主要エリアはすべて自社回線エリアになっています。
東京 / 千葉 / 川崎 / さいたま / 横浜 / 名古屋 / 静岡 / 浜松 / 名古屋 / 大阪市 / 神戸 / 岡山 / 京都市 / 福岡 / 那覇・・・拡大中
などなどどんどんエリアが拡大されています。
ご自身がもしこの楽天モバイルのエリアに住われているのであれば、検討する価値ありです。
ちなみに、楽天モバイルの自社回線がないエリアは、パートナー回線と言って、docomoやauの回線を使ってデータ通信することになります。
このパートナー回線を使う場合は月に5GBまでとなっていますので注意が必要です。
2. 国内通話かけ放題
さらに楽天モバイルに契約するとRakuten Link というアプリが使えるようになり、このアプリを経由して電話をかけることで、国内の通話料金が何分話しても0円になります。
これはいいですよね
3. 他社であれば3000円程度必要になる事務手数料が0円
4. 海外でもネットが使える
そして海外でも電話やネットを使うことができます。
ただし、1ヶ月につき2GBまでなので、節約しなが使うようにしましょう。
5. 基本使用量 3,278円のみでOK!
国内通話もデータも使いたい放題で、毎月3,278円のみで使用できます。
この内容で、この料金、ほかのキャリアに比べて圧倒的に安いのは間違いないですね。
6.いつ解約しても解約費用が0円
楽天モバイルは安いですが、場所によっては電波の調子が悪いなどがある可能性もありますが、ご心配無用。
もし、住んでいるマンションや勤めている勤務先で電波の入りが悪い場合は、解約しちゃいましょう。
解約金も0円なので、ノーリスクでトライアルができてしまいます。
7. ポイントキャンペーンがある
楽天といえば、ポイントキャンペーンです。
楽天市場でも楽天カードでも、楽天トラベルでもポイントキャンペーンをよく見かけると思いますが、楽天モバイルでも何かしらのキャンペーンをやっていることが多いです。
今だと、最大25000ポイント分のポイント還元をやっていますので、チェックしておきたいところです(2021年01月08日現在)
この楽天ポイントは、1ポイント一円として、楽天市場をはじめとする楽天サービスで使用できます。このポイントでiPhoneケースなどを購入するのもいいですよね。
今なら1年間、3,278円が無料になる!
そして、今ならなんと、1年間使用量が無料になります。
ただし会員が300万人を突破すると終了してしまいますので、急いでくださいね!
300万人を突破しないと楽天モバイルはこのまま赤字路線を辿ることになるので、戦略的に0円にして今は新規会員を募っています。
リスクが一切見当たらない、、、
契約時も事務手数料が0円で、
ポイントをもらうことでき、
1年間、使用量が無料、、、
さらに、電話の調子が悪ければ途中で解約しても解約金もかかりません。
記事を自分で書いていて、「入らない理由見当たらなくない?」と思ってしまいました 笑
5Gは使える場合があるが、基本は使えない
iPhone12で期待されているのが5Gですよね。
しかしながら、アップルが5Gを使用できる通信会社をDOCOMO、au、SoftBankに限定しているため、楽天モバイルは残念ながら使えません。。
といっても、5Gが絶対必要!と言う場面は今のところ、全くありません。
インターネットを大量に使う著者でさえ、4Gによってそこまで不便を感じたことがありません。
そもそも今は、街中でWi-Fiがかなり発達しているので、そこまで気にする必要がありません。
なので、どうしても5G出ないとダメだ!という方以外は問題がそこまでないように思われます。
楽天モバイルの通信速度は3キャリアに比べると遅いが価格を考えると納得できる
さて、楽天モバイルの通信速度は、どのようになっているのでしょうか。
まずは客観的な事実から。
NTTドコモ | ダウンロード(下り)平均速度: 122.32Mbps (250件) |
au | ダウンロード(下り)平均速度: 83.73Mbps (402件) |
ソフトバンク | ダウンロード(下り)平均速度: 77.68Mbps (458件) |
楽天モバイル | ダウンロード(下り)平均速度: 38.52Mbps (858件) |
平均速度を見てみると、ソフトバンクのだいたい半分くらいの通信速度であることがわかります。
なぜ、楽天モバイルの通信速度がこんなに遅いのかというと、一部の地域が平均を下げているからです。
楽天モバイルは、他3キャリアに比べてまだまだ基地局が少ないため、エリアによっては極端にスピードが遅くなります。
この極端にスピードが遅いエリアが全体の平均を下げていると言えるでしょう。
実際、都心部であれば、混雑した通勤ラッシュの時間帯であっても、問題なく使えるとの声が上がっています。
iPhone 12 で楽天モバイルを使うための6ステップ
さてここからは実際にiPhone 12で楽天モバイルを使うためのステップを見ていきましょう。
ステップ1:iPhone 12を用意(家電量販店での購入がお得)
まずはiPhone 12を用意するところか始めましょう。
持っている方は、次の準備2へ進んでください。
さて、iPhone12 は、appleやdocomo、ソフトバンク、家電量販店など様々なお店で扱われていますが、いったいどこで用意するのがお得なのでしょうか。
iPhone 12 は家電量販店がオススメです!
結論からいうと、家電量販店で購入するのは一番お得に購入できます。
まずはショップごとに料金を整理したのでチェックしてみてください。
iPhone 12 Pro 128GB で比較
docomo | ¥ 129,096 |
ソフトバンク | ¥ 137,520 |
au | ¥ 127,495 |
Apple Store | ¥117,480 |
ビックカメラ | ¥117,480 |
ヨドバシカメラ | ¥117,480 |
改めて料金を比較してみると、大手3キャリアはapple storeより1万円以上高いです。
これは驚きです。さらにソフトバンクは2万円も割高。
半額 for iPhone キャンペーンで半額になると謳っていますが、そもそも販売額を上げていたという、、、こういうのが垣間見れるとなんだか嫌ですね、、、笑
まず、大手3キャリアで購入するよりもapple storeの方が安く購入できます。
そして、ビックカメラやヨドバシカメラもapple store と同じ価格で購入できますが、家電量販店で購入すると、ビックカメラポイントなど、ポイントを貯めることができます。
その貯めたポイントでiPhone ケースを購入するなどができるので、明らかに家電量販店で購入する方がいいですよね。
使わないiPhone があるのならApple storeで下取り購入すると圧倒的に安い
もし手元に使わないiPhone シリーズを持ちなら、apple storeで下取りに出すと、買取額の差額でiPhone 12を購入することもできるので、一番安くiPhone 12を手に入れたい方はオススメです。
すでにiPhone 12を持っている方はSIMロック解除を
もし、すでにiPhone 12を大手3キャリアのどこかで購入されて持っている方は、「SIMロック解除」をする必要があります。
SIMロックとは、大手3キャリアが他社のSIMを使われることを防止するためのシステムです。
docomo、au、ソフトバンクのどこかで購入された方は、必ずSIMロックがかかっているので解除をする必要があります。
「SIMロックの解除」は、契約しているキャリアで申込むことで簡単にできるので安心申し込むことができます。
ステップ2:「物理SIM」か「eSIM」かを選択
準備2は、物理SIMかeSIM、どちらかをあらかじめ決めておく必要があります。
物理SIMとは、「従来型のSIMカード」
物理SIMとは、↓の写真のようなSIMカードのことを指します。
このSIMカードをiPhone に挿入して使用します。
eSIMとは「次世代型のSIMカード」
eSIMとは、先程の物理SIMとは違って、SIMカードが存在しません。
楽天モバイルを契約するだけで使用することができるようになります。
複数台のスマホを使いたい人は従来型の「物理SIM」がオススメ
メリット
- SIMカードをiPhone 12から取り出して、別のスマホに挿入することできるので、いろんな機種をスマホをすぐに使用することができます。
- SIMカードが届いたら、ネット環境がない場所でも、SIMカードを挿入するだけで使用することができます。
デメリット
- SIMカードをiPhone に挿入するため作業が必要になります。
そこそこ面倒です。。。(詳細は後ほど) - SIMカードが届くまで日数がかかるので、すぐに使用することができません。
すぐに仕事で使いたい方は「eSIM」がオススメ
メリット
- ネット上で申し込んで手続きを完了すればすぐに使用することができるので、かなりお手軽。
すぐに仕事で使いたいなど、急をようしている方は断然eSIMをオススメします。 - iPhoneの構造に詳しくない人でも、実際のSIM挿入作業がないのでラクチンですね、
デメリット
- 契約したスマホでしか使用することができないので、すぐに他のスマホで使うことができません。
- iPhone 12 をネットに接続した状態でないと使用を開始できない
eSIMが使えるように設定する際にネット環境が必要になりますので、iPhone 12をWi-Fiに接続してから設定作業をする必要があります。
ですので、家にWi-Fi環境が整っていない方にはオススメできません。
ステップ3:用意しておく必要書類
次に契約時に必要な書類をチェックしておきましょう。
4つの必要書類
- 1:本人確認書類
- 2:銀行口座 もしくはクレジットカード
- 3:MNP番号(電話番号を他社から引き継ぐ方)
- 4:楽天会員に登録
必要になる本人確認書類とは?
ネット上で申し込みをする場合は、以下の確認書類が必要になります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 日本国パスポート(補助書類必要)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 補助書類
- 公共料金の請求書・領収書
- 住民票
- 届出避難場所証明書
MNP予約番号の発行方法
今使っている携帯番号をそのまま引き継ぐ場合は、事前にMNP予約番号というものを取得しておく必要があります。
ステップ4:申込 / ネット申込だと楽天ポイントキャンペーンを受けられる
楽天モバイルへの申し込みは、店舗に行くかネット上で行うかいずれかになりますが、ネットでの申し込みをオススメします。
理由は2つ。
理由1:ネットからの申し込みだと、楽天ポイントの特典がある
まず、ネットからの申し込みの場合だと楽天モバイルのポイントキャンペーンなどを受けられる場合が多いのです。
理由2:店舗だと仕事がない休日の日にしかいけない(数時間待たされるケースも)
ネットで申込をする場合、思い立った時にスマホを使って、その場ですぐに申し込みできる点が良いところ。
あと、会社への通勤時間や休み時間など隙間時間を使ってできるのでとても便利です。
これに対して、店舗で契約する場合はあらかじめ予約をしてから行かないと、とんでもく待たされるケースがほとんど。
土日は2〜4時間待は覚悟しておきましょう。この間は店舗付近にいなければならず拘束されるのでせっかくの休みが無駄になってしまいます。。
なので、急な予定が入ったら、また予約をし直して来店日まで待つ必要があります。。
ステップ5:iPhoneで使えるように設定
物理SIMの場合
- 1、物理SIMの方は、自宅にSIMが届きますので、届いたSIMを挿入します。
- 2、iPhone の設定アプリをタップ →「モバイル通信」をタップ→「通信のオプションを」タップ
- 3、「音声通話とデータ」をタップして、「VolTE」のスイッチをONにします。
- 4、左上の「<モバイル通信」と青字で書かれたところをタップ →「モバイル通信データネットワーク」をタップ
- 5、APN と書かれたところが2箇所あるので、どちらにも「rakuten.jp」と入力
これで設定は完了。
eSIMの場合
- 1、eSIMを設定したいiPhone以外のデバイスを用意
タブレットやスマホ、PCどんなデバイスでもOK。 - 2、「my 楽天モバイル」にログイン
以下よりログインをしてください。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/my-rakuten-mobile - 3、申込番号の下にある「>」をタップ→「楽天回線の開通手続きを行う」をタップ
- 4、QRコードが表示されます。
このQRコードは後ほど使うので表示させてままにしておいてください。 - 5、iPhone の設定アプリを開いて、Wi-Fiに接続してください。
- 6、設定画面の「モバイル通信」を選択 →「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 7、カメラが起動するので、先ほど表示させてQRコードを読み取ります。
- 8、「モバイル通信プランを選択」をタップ
モバイル通信プランを選択をタップすると、「アクティベーション中」と表示されるので終わるまで待ちます。
- 9、「副回線」を選択
- 10、あとは、物理SIMの設定手順の2〜5と同じ手順を踏んでいくと設定が完了。
テザリングも問題なく使用できます!
先ほどの手順を踏んで設定いただければ、テザリングも問題なく使えるようになります!